夫婦で営む持ち帰り餃子のお店

本日もおうちで餃子パーティー

うちとは違う餃子に触れて勉強
その上でうちの個性を言語化する為に

最近のもやもやの原因の一つがこの〔言語化〕
うちは餃子屋なので、〔餃子〕を生業としているのですが、では『どんな餃子？』と聞かれてスマートに端的に表せるワードが見つからなくて四苦八苦しています

昨日書いていた〔そこはかなとなく想定外〕は食べた時に感じて頂きたいイメージであって、うちの餃子を表すにはちょっと遠い、、、
あーまたもやもやしてきました、はぁー


餃子に話を戻します
美味しかったです。何個もパクパク食べられる餃子らしい餃子
それでいて個性もあって『これがまた食べたい』と思える要素もありました
勉強になります

話はうちの事に変わるのですが、
たまにお客様から言われます
『高いよねー』
『専門店だけど思ったより普通』と

前者の部分は確かに一粒単価がうちだと80円～
今回のは50円だったかと
もっとお手頃なのだと30円もあります

価格の違いはどこから来ているのか、言い訳しながら説明させて頂きます！

違いの一つに〈大きさ〉があります
うちのは他のものと比べて1.5倍の重量、ものによっては2倍位
使う材料が多い分価格はもちろん上がります

もう一つは〈生産スピード〉
機械包みは一粒5秒程、ライン生産になれば1秒もあるそう
うちのは全て手包みできっちり閉じきるので一粒20秒
一時間単位で見れば
うち　180粒
5秒　720粒
1秒　3600粒
一粒当たりの時間単位人件費が全く違います
『じゃあ機械にすれば？』と普通はなりますが、機械では今の形、餡をたっぷり詰める、ゆでも焼きも対応する餃子が作れないので手包みしています
機械が作れるのであれば変えたって全然良いと思ってます

そしてもう一つは〈材料の質〉
地元の野菜・地元の醤油・地元のお肉等々、おおよそ餃子に使われるとは思われないもので作っています
醤油を例に上げれば、良く使われる業務用の一升瓶で800円位～
うちで使ってるのが一升瓶で1500円位から3000円位のもの
高ければ良いわけでもないですし、高くなくても良いものもあります
何が言いたいかというと値段で材料は決めていないということです。美味しいもの合うものを探してたら今の食材に行き着いたのです
なので今の味を作るにはやっぱり材料費も掛かってます

そんな感じです
高くなっちゃうのです、高いのかなー、うーーん悩ましい
なので、『高いよねー』と言われてもすみませんとしか言いようがないですし、そう思わせちゃうくらい伝えられてないうちが実力不足なんだと思います、、、

後者は、、、なんとも言いがたいです
どう想像されていたのかわからないですし

ただそうおっしゃるということは、少なくともうちの餃子がその方の口には合わなかったのだと
それだけは確かだと思うので、そこはこれからもっと努力していかないとなと

話は戻りますが、結局ちゃんと伝えて理解してもらえてないと先程の感想がでてきちゃうのかなと

なんか魔法の言葉ないですかね？
うちを端的にわかりやすくスマートに表せるもの
どっかに落ちてないかなぁー

またもやもやしながらしばらく探してみます
長々とお付き合いありがとうございました
ではでは